掲載日:2025-10-15
形見のオパールのリモデル
お客様がお持ちになられたのは、立派なお石が『天地左右爪』でセッティングされているリングでした。 『天地左右爪』は昭和30年代ごろに多かった作りで、上下左右(天地左右)の爪で留められた大きなお石に対してリング枠は華奢なことが特徴です。 お石の裏側の透かしまで全て手作業で作られており、当時としては勿論高級なお品物である場合がほとんどですが、デザインに古いイメージを持たれ、使いやすくリモデルされたいというご相談が非常に多いです。 イーエックスでは、お品物に刻まれたた歴史や思い出はそのまま、お石もカットしたり削ったりすることなく、お石に合わせて枠をお仕立てさせていただきます! 今回は、縦長の大きなお石がより活きるよう、しっかりとした幅を持たせたデザインでリングをお仕立てさせていただきました。 脇石メレが、優しいお色味のオパールをさらに輝かせてくれます♪ お写真では伝わりづらいですが、たいへん綺麗な遊色効果をもつお石です。 お母様の思い出を、たくさん身に着けて頂けますと幸いです♡